ごあいさつ

私はウエディングブーケを押し花に加工して額装する『おしばなブーケ』を制作する仕事をしています。
小さな頃から何かを作る事が大好きで、手先も器用だったため、図工だけは良い成績でした。
子供のころ、母が私の洋服や帽子、手提げ鞄などを作ってくれていましたので、そのような環境で育ったことも影響していると思います。
ものを作ることが好きな私は、洋裁学校を出て子供服のデザインやサンプルを作る仕事に就きました。しかし、好きだった仕事のはずが、実際にやってみると、自分のデザインを商品化することができず、納得のいかない洋服づくりが嫌になり、中途半端で辞めてしまいました。
次に毛皮のデザインや縫製の仕事もしましたが、やはり長続きしませんでした。今思えば、我慢が足りなかったのだと思います。

その後は、洋服の販売や歯医者の受付、花屋でのアルバイトなどをしましたが、もの作りとはどんどんかけ離れた生活になっていきました。自分のやりたい事も見つけられず、もやもやした日々を過ごしていた頃、母が押し花の体験会があるから一緒に行ってみない?と誘ってくれました。
押し花には地味なイメージしか持っていなかったので、体験会場で見た作品のあまりの鮮やかさに感激したのを覚えています。そして、押し花作品を作る体験をしながら、“一から作り上げる喜び”を思い出し、自分の原点に返ったような気がして心が弾みました。

当時は別の仕事をしていたので、押し花は趣味として楽しんでいましたが、次第に作品づくりにのめり込むようになり、オリジナリティを出すためにどうしたら良いのか、気がつけばいつも押し花のことを考えている毎日でした。
昔は今のようにインターネットから情報を得ることはできなかったので、必要な材料をどうすれば手にいれることができるのかわからず、電話帳で材料屋さんを探し、車を飛ばして県外まで出かけて納得のいく材料を一つずつ揃えていきました。
そして、押し花の作り方です。変色してしまう花をどうすれば奇麗な押し花にできるのか、多種多様な花をどのようにしたら生き生きと見せることができるのか、押し花の情報交換会に参加し、押し花に関する本を読み、花屋さんや写真家の友人に意見を聞きながら何種類もの作品を作り必死に研究を重ねました。 そんな時、友人の結婚が決まりブーケを押し花にして欲しいと頼まれたのです。当時の自分にとっては大作で、記念の大切なブーケを失敗したらどうしようと不安を抱えながらも、これも挑戦と思い引き受ける事にしました。
初めての『おしばなブーケ』は、茶色くなった花も一部ありましたが、綺麗な花を組み合わせて額装する事が出来ました。 友人からは、『綺麗に仕上げてくれてありがとう。この押し花の額を見るたびに、結婚式の2人の気持ちを忘れないようにするね』と心から喜んでいただけました。
私が十数年この仕事を続けて来られたのは、この言葉のお陰です
『おしばなブーケ』は、“お二人の幸せがいつまでも続きますよう”にという想いを込めて、一つ一つ丁寧に制作しています。
おかげさまで、今では1,000件を超える『おしばなブーケ』を制作させていただき、大勢の方から『ありがとう』の言葉と、幸せそうな笑顔をいただきました。
夢だった個展もいろいろなところで開かせていただき、結婚式の素敵な想い出をいつまでも残すことができる「おしばなブーケ」の魅力を、大勢の方に見に来ていただいています。
これからも、友人の言葉や自分の原点を忘れずに、新郎新婦の幸せのお手伝いをしていきたいと思っています。

店長 伊東里美

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